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自動化コラム

パーツフィーダーの調整について

当社では、パーツフィーダーの設計・製作を行っています。こちらの記事ではパーツフィーダーの振動の調整についてついてご紹介いたします。

パーツフィーダーの調整について

パーツフィーダーは振動によって搬送物を指定した姿勢へ整列させる装置です。しかし、振動が強すぎたり、弱すぎたりすると搬送物(ワーク)が暴れて整列せず、供給能力が満たせなくなったり、搬送物が走行しなくなったり、搬送物が詰まってしまう場合があります。

そのため定期的なメンテナンスや、振動確認を行い、機能低下を起こす前に調整することが重要です。

振動の調整方法

振動の調整方法は

・ボウル重量によって板バネ枚数の調整
・コイルと振動部品のスキマの調整
・コントローラーによる振動の調整

などがあります。これらの調整を組み合わせることによって、最適な振動へ調整し、搬送物を整列、供給しています。

電源の周波数の違いによる調整

流れる電源の周波数は、東日本で50Hz、西日本で60Hzと異なるため、周波数の違いに対応したコイルの選定と板バネ枚数の調整をする必要があります。お客様の使用される周波数が50Hzの場合に60Hzの調整をしてしまうと、振動の挙動が大きく変わり搬送物が搬送されないといった不具合が発生します。

コントローラーでの周波数の変更

コントローラーの種類によっては電源から供給される周波数を変換し、50/60Hzどちらも対応できるものもございます。コントローラー設定のみで対応できるので、用途やコストに合わせてご提案いたします。

使用中の振動機の振動調整

もし、現在ご使用されております振動機で異常が発生した場合は、当社までご相談ください。原因追及をした上でメーカー修理と検査が必要か、調整だけ対応できるかの判断を行います。

電源や振動機本体に異音や異臭がなければ、コントローラーのボリューム調整し振動の強弱を調整できます。

コントローラーの調整で振動状態の変化がなければ、板バネの枚数調整、もしくは、経年劣化により板バネが破損している可能性があり、板バネが必要になるので、当社に調整を依頼していただくか、板バネの過不足の調べていただき、板バネの枚数を変更することで調整ができます。

パーツフィーダーのことなら、当社にお任せください!

こちらの記事では、パーツフィーダーの振動の調整についてご紹介いたしました。

パーツフィーダー・自動化システム 設計・製作.comを運営するダイソウ工業株式会社FA事業部では、パーツフィーダーを用いた自動化システムを設計・製作しています。また、他社製の修理も可能です。

工場の自動化に関して、お困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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