最適な工場の自動化ラインをご提案いたします!

自動化コラム

パーツフィーダーの設計について

当社では搬送機器の自動化を設計から製作までを一貫して行っています。50年以上の様々な業界における自動化実績を基にした、最適な自動化ラインを提案いたします。

エスケープ部の設計

お客様の要望によってはワークを整列、ストックしロボットハンドで搬送するためロボットハンドでチャック(掴む)しやすいよう切出しを行います。

         図1 ボルト切出し図

設計する際に、設備レイアウトに指定が入ることが多くあり、限られたスペースの中で仕様に基づいた供給能力を実現させるため、
装置のサイズと機器の仕様が問題ないかを考慮した上で機器の選定を行っております。

例えば、ワークを整列(欲しい姿勢)し、ロボットハンドで一定のスピードでワークを運搬するために切出しを行います。
ワークをストックする直進フィーダーと切出しまで設計を行うことで、安定して供給することが可能になります。

ストレートフィーダー(SF)の設計

ストレートフィーダーは、PF(パーツフィーダー)から供給姿勢になったものをストックしパスポイントまで運ぶ機器です。
ワークを振動によって搬送するため、ワークの材質と、ワークに付着している油等に合わせた走行箇所の材質を選定しております。

例えば、
・金属の搬送で走行面の摩耗を少なくするために硬度が重要かつ、材質に耐摩耗性が向上する焼き入れ処理を行う

・重量物の搬送では走行面の消耗が大きく、そのため部品交換がしやすいように走行面の取り換え式にする

・付着物の油が多くワークが振動によって走りにくい物はニューライトグリップを使用する

・ワークの寸法精度によっては、製作部品の公差をいれ問題なく走行するよう設計、製作を行う。

といった実績がございます。

パーツフィーダ(PF)の設計

パーツフィーダーの設計は、ワークの大きさや形状の種類によってボウルのサイズや形状、付着物によってボウルの走行面の内面処理の選定を行います。

ワークを選別するためにボウル内を走行させラセンを上っていきますが、供給姿勢によっては選別するための距離が長くなります。
その分、ボウルの外周サイズを大きくなりますが、技術者と設計者との協議を行い、外周サイズを最小で製作を行っております。

                       図2 ボウル図

パーツフィーダーを始めとした、自動化システムの設計・製作は、
パーツフィーダー・自動化システム設計・製作.comにお任せください!

こちらの記事では、パーツフィーダーの設計についてご紹介いたしました。

現在は様々な情報や、設備についてインターネットで調べることができる時代になっていますが、その情報のみでは活用することが難しいかと思われます。

設計から製作まで手掛ける当社にご依頼頂ければ作業時間の短縮かつ、必要な姿勢を安定供給し、生産効率をUPし次の工程に
スムーズに移行できるようサポートいたしますので、ご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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