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自動化コラム

パーツフィーダーの改善について

当社では、パーツフィーダーの設計・製作を行っています。こちらの記事では、パーツフィーダーの
改善についてご紹介いたします。

パーツフィーダーを改善するとは

パーツフィーダーは生産ラインの中で、部品の供給という、上流工程にて使用されることが多い装置です。
そのため、パーツフィーダーの問題は、ライン全体に悪い影響を及ぼします。

導入当初と比べ
・ラインの稼働率が下がってきた
・サイクルタイムが落ちてきた
といった兆候が見られた場合、パーツフィーダーを改善することで解決する可能性があります。

パーツフィーダーの改善箇所について

パーツフィーダーのご使用にあたり、発生する主な問題としては下記が挙げられます。
*()は予想される結果

①振動低下(供給能力のダウン)
②コーティング劣化(供給能力のダウン、詰まりが発生する)
③ワーク接触部の摩擦(供給能力のダウン、詰まりが発生する)
④コントローラーの故障(振動が安定しない、振動しない)
⑤コイルの劣化、故障(振動が小さくなる、振動しない)

パーツフィーダー改善の方向性

改善の方向性として、まずは、メーカー出荷時の状態と現状の状況を比べる、ということが重要です。
具体的には、メーカー出荷時のデータに基づき、振幅、ワーク搬送速度(時間)の比較を行います。
目視において、大きな摩擦、損傷が見られない場合、コントローラー設定を見直し、振動、搬送速度を出荷時の状態に戻すことにより、供給能力が改善できる可能性が高いです。

大きな摩擦、損傷が見られる場合は、上記のみで改善しない可能性があり、
・再コーティング
・摩擦箇所修正
・ボウル新作交換
といった物理的な修正を行う必要があります。

物理的な修正の場合、再現性が無いため、製作メーカーと相談の上、方針を決定することが重要となります。

パーツフィーダーのことなら、当社にお任せください!


こちらの記事では、パーツフィーダーの改善についてご紹介いたしました。
パーツフィーダー・自動化システム 設計・製作.comを運営する株式会社東海精機では
パーツフィーダーを用いた自動化システムを設計・製作しています。
また他社製の修理も可能です。
工場の自動化に関して、お困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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