自動化コラム
パーツフィーダーの修理について
当社では、パーツフィーダーの設計・製作を行っています。
こちらの記事では、修理についてご紹介いたします。
パーツフィーダーの構成と修理方法
パーツフィーダーは、
・ボウル(製品を整列供給する部品)
・振動機(駆動源)
・コントローラー
といった構成となっており、その修理箇所によって、修理の方法が変わってきます。
ボウル
現合製作品の為、現物に合わせ修理を行う必要があります。
(現物引取り、もしくは現地出張工事となります。)
振動機(駆動源)
部品(新品)交換が可能です。
コントローラー
部品(新品)交換が可能です。
ボウルはワークと接触する部分であり、特に摩耗が発生しやすい箇所となります。
摩耗の度合いについては、製品形状、重量、稼働時間、メンテナンス等様々な要素があり、一概には言えないのですが、修正には、工期がかかる為、早めの修理検討をお勧めします。
修理のタイミング
大掛かりな修理が必要となった場合は、1~2週間以上の工期がかかってくる可能性があります。
生産への影響を最小限にする為、連休を絡めた日程調整も対応可能です。
早めの修理計画を推奨します。
コーティングの重要性
ボウル内のワーク摺動部にコーティングを施す事で、金属面の摩耗を低減することができます。
金属面が摩耗してしまうと、工期のかかる溶接での修理が必要になったり、もしくは修理不可となってしまう事もあります。
定期的に再コーティングを行っていただく事により、ボウルの寿命を伸ばすことができます。
日常点検について
生産ラインの上流に位置するパーツフィーダーが停止してしまうと、ラインの稼働に大きな影響がでてしまいます。
故障の予兆として
・供給能力が落ちてきた
・異音がしている
・詰まりが多くなった
・検査NGが多発する
・サイクルタイムオーバーが多発する
といった現象が発生する場合があります。
こういった予兆を発見できれば、早めの修理対応で生産ラインへの影響を抑えることができます。
パーツフィーダーのことなら、当社にお任せください!
こちらの記事では、パーツフィーダーの修理についてご紹介いたしました。
パーツフィーダー・自動化システム 設計・製作.comを運営する株式会社東海精機では
パーツフィーダーを用いた自動化システムを設計・製作しています。また他社製の修理も可能です。
工場の自動化に関して、お困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!