自動化コラム
ボルト供給用パーツフィーダーについて
当社では、パーツフィーダーの設計・製作を行っています。こちらの記事では、ボルト供給用パーツフィーダーについてご紹介いたします。
ボルト供給用パーツフィーダー導入のメリット
・供給手間の削減(省人化)
補助ホッパーを付けることで、長時間の自動供給も可能です。
・異品混入の防止
供給部に製品の判別を設けることで、異品種の判別が可能です。
ボルト供給用パーツフィーダーの選定について
ボルトのパーツフィーダーは基本的につば部を吊る形で選別を行います。
そのため、選定にあたり下記が重要となります。
①ボルト頭、ネジ側の重量バランス(吊れるかどうか)
②首下長さ
③ボルト頭形状(つば重なり有無)
④使用可能スペース
①ボルト頭、ネジ側の重量バランス(吊れるかどうか)について
ネジ側が重い方が首は吊り易くなります。
頭側が重い場合は、供給姿勢を変え(頭下で供給)後に反転機構を付ける等で対応できます。
②首下長さについて
振動式パーツフィーダーの場合、首下長さ120~150㎜程度が上限となります。
長すぎると、吊る事が難しくなるため、振動式以外の供給方法を検討する必要があります。
③ボルト頭形状(つば重なり有無)について
パーツフィーダー先で製品直角に移載できれば、基本的にはつば重なり無しで供給の方が安定して稼働します。
ただし、切出し方向の制限(上に抜く、等)がある場合は、つば重なりを規制する必要があります。
④使用可能スペース
使用スペースに合った選定が重要です。
特に組み立てラインにおいては、幅方向のスペース制限があることが多く、通常のボウルフィーダーは円状にスペース使用してしまう為、幅方向が大きくなりがちです。
そうした場合は、ボウルフィーダーと比べ縦長形状で、幅方向を小さくできる、リターンフィーダー、スイングフィーダーといった供給機を選定することも出来ます。
パーツフィーダーのことなら、当社にお任せください!
こちらの記事では、ボルト供給用パーツフィーダーについてご紹介いたしました。
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また他社製の修理も可能です。
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