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自動化コラム

パーツフィーダーにおけるホッパー

当社では、パーツフィーダーの設計・製作を行っています。こちらの記事では、パーツフィーダーの一部であるホッパーについてご紹介いたします。

ホッパーとは(ホッパーの役割)

ホッパーとは、ワーク(製品)のストック、フィーダーへの定量供給を目的とし、ボウルフィーダー上流に取付ける補助的な装置です。ホッパー単体で使用することは少なく、ボウルフィーダーと合わせてパーツフィーダシステム一式となります。単体で使用される場合では製品の姿勢はランダムとなりますが、指定の位置までの搬送で装置として使用されます。

ボウルフィーダー内の残量検知センサーと組み合わせて、ボウル内のワーク数量が少なくなれば、ワークを定量ボウルフィーダーに供給することができます。これにより、ボウル内のワーク数量を安定させ、選別し易い環境にし、ワークの供給回数を減らすことができます。

駆動方式は振動式、コンベア式(モーター駆動)、コンベア式(エアーシリンダー駆動)といったものがあり、ワーク形状、状態、ストック数に合わせ、方式、材質、処理、形状等を選定します。例えば、供給する製品のバリが多くコンベア式にベルトにキズが発生する可能性がある場合は、接触面を金属部品になる振動式にすることでホッパーを長く使用することができます。

ホッパー内にワーク量が多い時は、振動が弱くなり、少ない時は、振動が強くなる、といった振動の差により、排出能力にばらつきが発生してしまいます。そこで、ホッパー内に残量検知センサーを取り付けることで、ワーク不足警報を出すことができます。また、振動センサーを取り付けることで、コントローラを使用したフィードバック制御を行い、振動を一定にする、といった使い方もできます。

パーツフィーダーのことなら、当社にお任せください!

こちらの記事では、パーツフィーダーにおけるホッパーについてご紹介いたしました。
パーツフィーダー・自動化システム 設計・製作.comを運営するダイソウ工業 FA事業部では、パーツフィーダーを用いた自動化システムを設計・製作しています。また、他社製の修理も可能です。

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