自動化コラム
中古のパーツフィーダーについて
当社では、パーツフィーダーの設計・製作を行っています。
インターネットで中古機械の買取や、自社終製造終了機械からの転用 等で、中古のパーツフィーダーを新たなラインに使用する事があるかと思います。
本記事では中古パーツフィーダーを使用するにあたっての注意点について解説いたします。
中古パーツフィーダー使用時の注意点
中古のパーツフィーダーについて、ボウルはワークに合わせた特注仕様となるため、全く同じワークでもない限り、中古で入手してもそのまま使うことはできません。そのため、中古で流用するものは主に、振動機・コントローラーといった機器です。
振動機の中古品使用時における注意点
振動機は、上に乗せるボウルのバランス、重量により、調整が必要となります。そのため、調整用の予備部品(板バネ等)を同時に入手する必要があります。
メーカーから上記調整用の部品が入手できるかを事前に確認しておくことが重要です。
コントローラーの中古品使用時における注意点
振動機と仕様がマッチしたコントローラーでなければ、最悪の場合振動しない可能性があります。
振動機とコントローラーの対応電流値の確認を行い、振動機とコントローラーが同じメーカーでない場合は、事前に振動機メーカーに組合せの使用実績があるか、等の情報を問い合わせすることが重要です。
中古パーツフィーダーの使用について
ボウルはワークがこすれるため、摩耗が発生し寿命が短いですが、振動機については、構造的に摩耗も無く、故障の可能性も低いです。そのため、パーツフィーダーを多く使用されている工場様では、必然的に振動機が余ってくる(使用しなくなる)といった事が発生します。
上記の通り、振動機については故障の可能性が低いため、再利用する事で、新作の設備投資のコストダウンが可能です。振動機メーカーを統一することで、中古品の新設備への転用がやり易くなるため、パーツフィーダーを多く使用されているメーカー様ほどコストメリットが出やすいです。転用時、振動機メーカーにオーバーホールのサービスを依頼する事も出来、長く振動機をご使用いただけます。
パーツフィーダーのことなら、当社にお任せください!
こちらの記事では、中古のパーツフィーダーついてご紹介いたしました。
パーツフィーダー・自動化システム 設計・製作.comを運営する株式会社東海精機では
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