自動化コラム
ゴム製品用のパーツフィーダーについて
当社では、パーツフィーダーの設計・製作を行っています。こちらの記事では、ゴム栓用のパーツフィーダーについてご紹介いたします。
ゴム製品の供給で、発生し易い問題点
ゴム製品の供給では、以下のような問題が発生することが多いです。
・製品生産時に付着した離型剤が残っており、搬送面に付着する事で、ワークが滑ってしまい、徐々に搬送能力が低下してくる、もしくは搬送できなくなる。
・製品に付着したグリースにより、製品同士がくっついてしまい、ばらせない。
・製品納入時、袋に入っているため、製品同士が圧迫され、供給装置投入時、製品が変形、固着しており、詰まりが発生する。
ゴム製品をパーツフィーダーで供給するときの対策
搬送面の処理の対策
・滑りやすい製品 ⇒ グリップし易いコーティング(ゴムベルト貼り等)
・グリップし易い製品 ⇒ 滑りやすいコーティング(テフロン等フッ素コーティング等)
・油付着製品 ⇒ 耐油コーティング
といったように表面処理を変更する事で、搬送し易い状態にすることが重要です。
物理的なバラシ機構を設けての対策
製品同士のくっつきをばらすため、製品ストック部にシリンダー、エアブロー等を設け、
製品がばらしやすいようにすることも重要です。
ゴム製品供給用のパーツフィーダー選定について
上記のように製品の状態によって対策の方向性が180°変わる事もあるため、
現物(実際に生産ラインで仕様される状態)製品での事前検討が重要となります。
パーツフィーダーのことなら、当社にお任せください!
こちらの記事では、ゴム製品供給用パーツフィーダーについてご紹介いたしました。
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また他社製の修理も可能です。
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