自動化コラム
コイル振動式パーツフィーダーの構成と仕組み
当社では、パーツフィーダーの設計・製作を行っています。こちらの記事では、
コイル振動式パーツフィーダーについてご紹介いたします。
コイル振動式パーツフィーダーの構成
コイル振動式パーツフィーダーは、防振ゴム足、本体ベース(下)(上)、コイル、板バネ、ボウルといった部品から構成されています。
コイル振動式パーツフィーダー振動の仕組み
コイルがON、OFFを繰り返し、本体ベース(上)を引き寄せ、上下に動かす事により振動が発生します。この時、斜めに取り付けた板バネにより、本体ベース(上)をひねる形で引き寄せ、コイルOFF時に、ひねりが解放される事により、前方向に進む振動となります。
コイル振動式パーツフィーダー振動の調整
調整箇所は主に2箇所となります。
①コイル隙間
コイル~本体ベース(上)間の隙間です。
近づけると振動が強くなり、離れると振動が弱くなります。
振動機型式によって適正な隙間が決められており、それぞれに合わせた調整が必要となります。
②板バネ枚数
振動機四隅に取り付けられている板バネ枚数を変更することにより、振動バランスの調整ができます。その際、ボウルの重量、ボウル内のワーク流れが均等になっているか、といったことを加味し、調整する必要があります。
直進フィーダーの製作・修理のことなら、当社にお任せください!
こちらの記事では、コイル振動式パーツフィーダーの構成と仕組みについてご紹介いたしました。
パーツフィーダー・自動化システム 設計・製作.comを運営する株式会社東海精機では、パーツフィーダー、直進フィーダーを用いた自動化システムを設計・製作しています。また、他社製の修理も可能です。
工場の自動化に関して、お困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!